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< プロフィール >
名前:コージー
年齢:35歳
30歳まで底辺派遣として労働、39度の熱でも欠勤は許されず、同僚が2トンの貨物に指を潰された時は しばらく救急車は呼んでもらえず、そんな職場ばかりでしたがIT業界へ転職し、今は何とか人間らしい生活を手にしました。
Smart て何や
少し位、業務の話でもしてみようかしら
パソコンに詳しい方ならよくご存じかと思いますが
Smart(スマート)情報の話
Smartとはディスクが持っているディスクの状態を表す情報の事です。
例えば、そのディスクが何時間使われているか
何度電源が入っているか
やばそうな(傷がついている)セクタがないか
などなど色々と分かってしまう情報です。
ディスクのメモリ上には様々な情報が記録されていますので
「このディスクは新品です!」と偽ってヤフオクに出しても
ばれますのでやらないように。
例えば誰でも使える有名どこのソフトはこんなのとか(フリーです)
Cristal Dsik Info
この値のうち、閾値に達する物がでたらSmartエラーという物が
ログに吐き出されます。
そうなった場合、企業のシステム環境ではディスクとしては
お役御免となる場合がほとんどではないでしょうか。
更にいえばSmartが出る以前に、定期的にSmartを精査して、
やばそうになってきたら交換するのが一般的かと思います。
交換する基準というのは、企業によって様々、
一番やばそうなのは代替セクタの項目とかかな・・・
セクタが傷ついて、そこに書き込めなくなった場合は
別の代替セクタに書きに行きますが、一定数を超えると
代替セクタが増えてディスクがお釈迦になります。
データが記録できない、飛んでしまう事はシステムとしては致命的です。
万が一ディスクが逝ってしまった場合でも、システムはRAID構成など、
冗長性が計られているので、ディスクが逝ったら全部おしまい
という事はないですけどね。
ちなみにCristal Dsik Info はGUIツールですが、
Linux系の場合はコマンドで取得してます。
取得コマンドはRAIDコントローラーのメーカーによってさまざま。
例えばAdaptec のコントローラーの場合は対象IDを確認してsmartctl で取得。
●SASの場合
smartctl -a -d megaraid,6 /dev/sda
●SATAの場合
smartctl -a -d sat+megaraid,6 /dev/sda
2018年6月5日 | 6:18 PM